生成AI システム

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財務×AIエージェントの可能性

INTERVIEW

2025/02/15

ーまずは自己紹介をお願いします

COOの當銘(とうめ)です。新卒でITベンチャーに入社しました。総合職採用だったのですが、なぜか一からエンジニアをやることになり、その後、企画や経営など様々な部署を経験しました。その後PR会社に転職し、3年ほど勤めたところで、CEOの姥貝に誘われて、ジュリオに入ることを決めました。

ーAIエージェントという言葉をよく聞くようになりました。どういう業界なのでしょう?

AIそのものの開発は、Googleなどのビッグテックが進めていますが、それを活用したアプリケーションレイヤーでの戦いの究極がAIエージェントなのだと思っています。海外ではプロダクトをつくっている会社が多く出始めていますが、日本ではまだ業界というほどプレイヤーが多いわけではなく、その分チャンスも多いと考えています。

ーどんな学生時代を過ごされましたか?

小・中・高はサッカーに夢中でした。大学では、理系の数学科に進学。卒業生の7割は教師になるような大学でしたが、教師にはなりたくなくて、進路を模索していました。そんな時に、あるITベンチャーのインターンに参加し、新規事業立案などを担当しているうちに、「ウチ来ない?」と誘われて、その会社に入社を決めました。

ーどうしてジュリオへの参加を決めたのですか?

ITの世界は刺激的で、未経験の自分が、プログラミングから経営企画まで担当できて、楽しく過ごしてはいたのですが、大きな会社特有の社内事情やスピードの遅さに辟易していたタイミングで、姥貝から誘われて、チャレンジしようと決めました。私自身も社内でいくつもの新規事業を担当してきたのですが、強みを明確に言語化できていた事業はうまくいくという実感がありました。その点で、ジュリオは「財務×AI」という明確な強みがあったので、参加を決意した決め手の一つになりました。

ー仕事において大切にしていることは?

なるべく、かけちがいがないようにする、ですかね。いくら能力が高くても、話がズレていることがあると、仕事がうまく進まないこともあります。今はまだ大きな組織ではないですが、人が増え、組織が大きくなるほど、伝言ゲームでかけちがいが膨らんでいく。だからこそ、誤解のない、丁寧なコミュニケーションを心がけています。

ーどんな仲間に集まってほしいですか?

合っているか、間違っているかではなく、自分の意見を持っている人。気を遣って黙ってしまうのではなく、ちゃんと発言してくれる人がいいですね。

ーつくりたい会社の未来は?

小さなチームで大きな仕事をしたい。そう思っています。まさに私たちの事業が、AIを活用して、少ない人数で大きな効果を出すことなので、ジュリオでも、それを体現したいと思います。

ー今のチームの良さは?

ひとりひとりの顔がわかって、丁寧にコミュニケーションがとれている点がいいところだと思います。その反面、ひとりひとりの業務範囲が広くなってきているので、今後は分業が必要になってくるなと感じています。ありがたいことに引き合いが増えてきているので、ひとつひとつのプロジェクトを運営するメンバーを増やしていきたいですね。

ーマネジメントについて心がけていることは?

働くメンバーに一番合った仕事をお願いすることでしょうか。余った仕事は私がやればいいので。あとは、任せた仕事を任せっぱなしにしないこと。

ー話せる範囲で、今展開しているAIエージェントについて教えていただけますか?

OCR(画像から文字を認識する技術)を使って、銀行の前処理をするAIが面白いと思います。金融機関って、多くの企業の決算書など、たくさんの資料が届くんですが、処理しきれていないんですよね。そこで、自動で文字データ化するAIを開発しています。銀行の方々にはとても好評をいただいています。窓口の手数料が1,000円を超えるというニュースもありましたが、今後はますます人手不足になっていくと思いますので、専門的な人の仕事をAIで代替していく領域は、まだまだ伸びていくと思います。

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